一条工務店の家では断熱性能を上げるためハニカムシェードが標準仕様となっています。
ハニカムシェードがあることで、カーテンとの組み合わせに悩むかたも多そうです。
わたしもかなり悩みました。
一般的な家では「レースカーテン+ドレープカーテン(光を遮る厚手のカーテン)」の二枚を重ねるのが定番です。
ですが一条の家ではハニカムシェードがありますので、この二枚重ねにするかどうか迷います。
家の外側から順に見ると
- 窓
- ハニカムシェード
- レースカーテン
- ドレープカーテン
普通にカーテンを設置すると、このように3枚重ねになってしまいます。
ハニカムシェードがあるから、カーテンは必要ないんじゃないかと迷いました。
結果、ハニカムシェードとレースカーテンのみを設置することにしました。
窓とハニカムシェードの間にレースカーテンをつけています。
レースカーテンは外からの視線避けのために必要だと考え、つけることにしました。
この記事では、ハニカム+レースカーテンの実際の見え方や使い心地、設置方法を紹介していきます。
ハニカムシェードとレースカーテンの組み合わせについて
実際に生活しての結論から言うと、見た目スッキリしていて、カーテンを開ける手間もなくとても快適です。
ですが、人によってはメリットだけではないと考えられます。
ハニカムシェード+レースカーテンのみのメリット
・なんといっても見た目がスッキリしています。シンプルな見た目が好みのかたにオススメです。
・窓の周りにレールやカーテンの束がないため場所をとらず、部屋が広く見えます。
・毎日の採光のための開け閉めが楽です。
レースカーテンは視線避けのため基本的に開けることはありませんから、ハニカムシェードを開けるだけで明るくなります。
これがカーテン2枚+ハニカムシェードだった場合には、カーテンを2枚開けてハニカム開けてとなります。
窓は何枚もありますし、そして毎日のことですから手間が少なくてすむのは良いです。
・レースカーテンしかカーテンを購入しないためカーテンの購入費用が安くすみます。
一般的に、10か所の窓に普通にカーテンを設置した場合、安く見積もっても30万円を超えるようです。
カーテンの値段はピンキリなので、良いものを選べばもっと値段は上がるでしょう。
わたしはレースカーテンを12か所に設置しましたが、10万円弱でした。
ハニカムシェード+レースカーテンのみのデメリット
シンプルな見た目がそのままデメリットともなります。
ブラインド・スクリーン・ローマンシェードなどなど、すてきなカーテンの種類は色々ありますから、見た目にこだわりたいかたには物足りないでしょう。
ハニカムシェードの見た目が好きではないなら、採用しないほうが良いです。
逆にハニカムシェードの見た目が好みならば、あまりデメリットはないと言えます。
窓とハニカムシェードの間にレースカーテンを設置する方法
実際の設置方法についてです。
以下のように窓とハニカムシェードの間にレースカーテン用のレールを設置します。
一条工務店との打ち合わせの段階でカーテンをこのように設置したいと相談し、カーテン業者を紹介してもらいました。
そのカーテン業者によりレール設置とカーテンの取り付けが施工されました。
電動ハニカムシェードであっても問題なく設置できますよ。
カーテンを開く必要がなく、毎日の採光のための開け閉めが電動ハニカムシェードのボタンを押すだけなので楽です。
わたしのうちは、LDKと居室の窓は全て電動ハニカムシェードにしています。
とても快適です。
家の外と中からの見た目をそれぞれ比較する
実際に窓とハニカムシェードの間にレースカーテンを設置し、家の外と中から見てどのように見えるかを紹介します。
補足として
ハニカムシェードは断熱性能の違いにより「レース・断熱・遮熱」の3タイプがあります。
標準では断熱タイプが設置されます。
遮熱タイプは断熱性能がもっとも高く、あわせて遮光性も高いため、閉めれば光をほぼ通さないものとなります。
下記の窓に設置されているハニカムシェードは光を通さない遮熱ハニカムシェードです。
家の外からの見た目について
日中であれば窓とレースカーテンだけで外からの視線をほぼ遮断できます。
外からの視線を遮りつつも、中から外がよく見えるように、レースカーテンの種類はごく一般的な一番薄いものを選びました。
またフラットカーテン(上部にヒダのないもの)にしたのでカーテンにプリーツがなく、さらにすっきりとした見た目となっています。
レースカーテンをミラーレースカーテンなどにすれば、中から外が多少見えづらくなるものの、外からの視線をさらに遮断できるでしょう。
家の中からの見た目について
レースカーテンの良いところは、外からの視線を遮りつつ中から外を見ることができるところです。
空間の開放感にもつながります。
また、レースカーテンは薄いながらも直射日光を防ぎ、あるのとないのでは体感の温度差が違いますから、やはりレースカーテンはあった方が良いと実際の生活から実感しました。
ハニカムシェードの種類でレースハニカムシェードというものがあります。
そしてハニカムシェードをレース+遮熱というように、二重にする施行も可能です。
ですがレースハニカムは外のようすが見えるほどには透過性がなく、求めているものとは違いました。中から外は見えるようにしたいと考えました。
夜間の外からの見た目について
夜間はレースカーテンだけでは外からの視線は遮断できません。
夜に問題となるのは、窓を開けて換気をしようとするときです。
レースカーテンだけでは室内が透けて見えてしまいます。
そのため下の画像のようにハニカムをある程度閉めて窓を開け、換気をしつつ視線を遮断するのが解決策でしょうか。
わたしのうちではエアコン一台での全館冷房をしているため、換気目的で窓を開けることが一年を通してほぼありません。
なので夜には必ずハニカムシェードを完全に閉めています。
まとめ:ハニカムシェードが好きならばオススメです
窓とハニカムシェードの間にレースカーテンを入れ込むことで、ハニカムの見た目を活かしたうえで視線を遮ることができます。
窓の周りにカーテンのレールや留め具がないためシンプルな見た目となります。
ハニカムシェードの見た目が好きなかたにはオススメです。
以上、参考になれば幸いです!
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