浴室換気扇の分解掃除方法について紹介していきます。
浴室換気扇は外からはキレイに見えても、内部はとても汚れています。
はじめに、なぜこんなに汚れるのか?その理由を知るとメンテナンスする方法も分かりやすくなるため説明していきます。
少し長いため➤すぐに分解掃除手順を見たい方はこちら
浴室は衣類を置いたり身につけているわけでもないのに、なぜ換気扇にほこりがたまるのか?
換気扇をつけている状態は空気を循環をしていることになります。脱衣所にあるタオルや衣類を着脱するなど、脱衣所ではほこりが多く発生しています。
仮に浴室ドアを閉めていても浴室ドアの通気口からほこりが移動し換気扇にほこりがつき、浴室の湿度でほこりがこびりついたりカビが発生しやすいため、意外と浴室換気扇は家の中でも汚れやすい場所となっています。
また、換気扇が汚れた状態を放置していると、空気を循環していることからカビ胞子をばら撒いてしまう可能性もあります。なので浴室換気扇を清潔に保つことは、浴室のカビ予防にもつながるのです。
わたしは入居当初、浴室換気扇はそこまで汚れないだろうと、浴室換気扇カバーの上に貼り付け型のフィルターをつけずに過ごしていました。
換気扇カバーの見た目も全然汚れているように見えなかった為、汚れていることに気が付くことができませんでした。
そして入居後数ヶ月たった頃に換気扇の掃除をしようと換気扇カバーを開けたところ、ものすごく汚れていることに気が付いてしまいました…。
その時はファンを分解し洗おうか迷いましたが、時間もなかったためブラシ等で取れる範囲の汚れを取った後、換気扇カバーの上から貼り付け型フィルターを貼り、いつかやろうと…いままで貼り付け型フィルターの張替えのみをして過ごしてきました。
ですので、今回はしっかりと分解掃除をしていきます。
そして、浴室換気扇とあとはトイレの換気扇もファンの分解掃除が大変なため、入居時から貼り付け型のフィルターをつけておくことを強くおすすめします!
浴室換気扇の分解掃除手順
必要物品
- ペーパータオル(うちではスコットショップタオルブルーロールを使用)
- 布タオル
- ウタマロクリーナー
- 換気口粘着抗菌フィルター(100均のDAISOに売ってます)
- ブラシ
- モンキーレンチ
- 電動ドリルと延長コード
- 手袋・マスク・ゴーグル(必要な方)
- シール剥がしスプレー(カバーに粘着汚れがあった場合のみ使用しますが今回は使用しませんでした)
掃除手順
まず、換気扇のスイッチをOFFにします。
次に貼っていた換気口粘着抗菌フィルターを剥がします。
黒くしましま模様に汚れています。
換気扇カバーを外していきます。
このようにワイヤーのような金具が2か所ついています。
指でつまむとすぐに外れるので片方ずつ外していきます。
外しておいたカバーはウタマロ水で洗っておきます。
洗い終わったら拭いておきます。時々、換気口粘着抗菌フィルターの粘着汚れがつくことがあるのでその際はシール剥がしですぐに取れます。1つ持っているといろいろと便利です。今回は粘着汚れはなかったので使用しませんでした。
裏の金具部分はさびるとさびた汚れが天井から垂れてくることがあるのでしっかり拭いてください。
カバーが外れた状態です。黒いファンカバー表面はそんなに汚れているようには見えませんがファンはかなり黒く汚れています。(元の色は白っぽいです)
次に電動ドリルを使用して、ファンカバーのネジを5か所外していきます。浴室換気扇は天井にあり場所がやりにくいのと結構硬めにネジが固定されているためできれば電動ドリルを使用すると疲労も最小限になりおすすめです。普通のドライバーだと結構疲れます。
本体モーターとファンカバーを外していきます。
ここから先はかなり汚れがすごい画像になりますので回覧注意となります。
実際どのくらいの汚れるのか確認できたらと思い載せることにしました。
苦手な方は申し訳ありませんが…。
ファンカバー…ものすごい汚れです。
モーター本体とファンも…ものすごい汚れです。
モンキーレンチを使って固定ネジを外していきます。
ファンが取れたらこんな感じになります。
裏は電気系統の線があるのでこの部分は水に濡れないよう特に注意してください。
汚れを拭いていきます。
となりにある洗面所に部品を移動して洗っていきます。浴室でもよいのですが、洗う体勢が楽なのとバケツなども必要なくしゃがんで洋服が濡れることもないのでよいかな、と思います。
汚れがすごいのでお湯をためてウタマロをかけながらブラシで洗っていきます。
汚れがしっかり取れました。拭いておきます。
モーター本体にファンを戻していきます。このネジの形状に注意しながら向きをあわせて入れていきます。
しっかり緩みがないようにつけます。ファンが緩むと音がなったり故障の原因になりかねますの注意してください。
モーター本体とファンカバーも元に戻していきます。
外した状態の壁穴です。換気ダクトの位置に合うようこの向きで戻していきます。
外していた5か所のネジで再度固定します。
すっかり新品のようです。
ワイヤーのような金具も2か所はめて戻していきます。
カバーもしっかり戻します。
新しい粘着抗菌フィルターを貼ります。
スイッチを普段通りに戻したら終了です。
※分解掃除をする場合は、できれば2名で行うことをおすすめします。電気系統があるのと天井の作業のため、結構大変です。
また、浴室は環境的に狭いのと滑って転倒する可能性もあるため、無理せずに安全に特に注意してください。
以上、浴室換気扇の掃除手順でした。参考になれば幸いです!
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